楽器の洗剤
楽器を掃除するための洗剤が、なんとコロナウィルスに効いちゃった
という話を見つけました。
楽器まわりのものって、結構すごいんじゃないか?と思います。
特にメンテナンスするものが意外といいです。
もちろん、くわえたり吸ったりするので、身体に悪いものはだめ。
身体に害のないものでなきゃいけない前提で作られているので
成分は弱いのかなと思っていたら、
それが意外ときいちゃったみたいです。
管楽器奏者な私も、もちろん持っています。
そのうちの一つ、ブラスソープがこれです。
水10~15:ブラスソープ1に希釈して金属を洗ったりします。
5分くらい置いておくと、やっつけちゃうみたいですね!
コロナに効く成分は、 アルキルグリコシドというそうです。
もう一つはマウスピースクリーナーです。
こちらの方が、本当に直接口に入れる部品を洗うものです。
しまう前にぱっと吹きかけて、ちょっと拭いて、
ということを日常的にしてしまいます。
こちらのコロナに効く成分は、塩化ベンザルコニウムというそうです。
みんなこれが、そんなに殺菌作用があるように思ってなかったと思います。
やはり、身体に無害だということになってくると、
「強いものであるはずがない」
そう思ってた人が多いと思うのです。
でも今回は、実はその中の成分が効くという話。
考えてみると、味噌の成分がウィルスが体内に入る原因を防ぐとか、
お茶を飲むとエピガロカテキンによって免疫が上がるとか、
「普通に使っているものがきいちゃってた」ということが
知らず知らずのうちにあるのかもしれません。
さすがに楽器はやばいなあといつも思ってたんだけど
意外と普通の生活の中でもやってるじゃん!と
安心した話でした。
本来は楽器を守るためのものですが、
楽器を守ることがその吹く人を守る、こういうことなんですね。
わさびをはじめ、やっぱり歴史の長いモノってすごいなと思いました。