積極的に泣く

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人と人を引き離すような環境にいると、どうしても孤独感が出てきます。
例えば、車が派手に自分を除けただけでも嫌われてる気持になったり疎外感ができたり…
楽しみは、人との間に出来ていくことが多いので、それがないと心が止まってしまいがちです。

その結果、自粛うつのようなものが懸念されます。
家で仕事ができたら合理的で良いと思ったけど、逆にPCを見るのが怖いなどと言った症状も。

いずれにせよ、人に極力合わないといったこの状況は人間の本来の姿とは違う環境なので、
何かが起こるのは当然だと思っておいたほうが良いと思います。
人として、社会生活をしていくことに対して制限を掛けてるのです。
当然異常になるでしょう。
なので、そんなときでも「自分は異常だ」と思わないほうが良いと思っています。

とは言え、心が留まってしまって、何も聞きたくない、したくない、何にも感動しない、面白くない…そんな時にはどうすればいいでしょう。

音楽療法的には、何より大事なのが「泣く」ということです。
韓国でバカ流行りしている「号泣カフェ」というものがあるようで、
とにかく泣けるものが用意されているらしいです。

泣くというのは、自分の心を保っていく薬でもあるし、
最終手段でもあります。
泣けたら勝ちとも言えます。

では、「泣く」の何がそんなに凄いのでしょう?
理屈はこうです。
泣くことによって、最初の方は辛さが増幅していきますが、
それが底を打つと、V字回復してい傾向にあります。
防衛本能として、落ちるんじゃなくて上がっていくのです。
これをカタルシス効果、浄化効果といいます。
そうすると、嘘のように気分が変わっているということがあります。
不思議ですよね。

しかし、何で泣けるかはその人によって違うので、そこは号泣カフェのように
自分でパターンを持っておくといいでしょう。
泣き方も色々ありますしね。
泣けるものをすぐに見れたり聴ける状態でスマホの中に入れておく。
これが、この時期を超えるコツじゃないかと思いました。

(こちらの記事にもそんなことを書きましたのでご覧ください。)

https://prtimes.jp/story/detail/dBLMQ0FO0x3

浦上咲恵

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Sound Writer / Sound Stylist。井出さんと一緒に仕事をしながら感じる、浴びる程の「ゾクゾク」感を届けたいと思い、日々執筆しています...

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