２ｍｍの花

自然の中にロケにいくと、自分以外にものすごい数のものが
生きているということを身体で感じます。

そして、普段はどうしても人中心に考えてしまうことにも気づかされます。
例えば、動かないものは生きているとあまり感じなかったり、
目に見えないものは生きていると感じなかったり。
人中心の考えは狭いなあと思っちゃいます。

そんなことを思い出させてくれたのが
毎度御馴染の散歩コースでの出来事。

いつもの通り歩いていると、何やら道端に白い点が見えます。
「何だろう？」と思いグッと寄ってみたら、
なんと、2mmぐらいの花がたくさん咲いているのです。
しかも種類は色々。
形は大きい花と同じ様な感じで、しっかりしています。

「小っちゃいんだけど、すごく綺麗に生きているんだなあ」
という感じがして、渋い感激がありました。

ミクロのミクロみたいな視点で観て行くと、
気付かなかった生き物と出会えるんですね。
楽しみがまた増えました。

（なんだか、隠居のシミュレーションをしているような日々です）