ウラノリ・メソッド

暮らしのセンス

お盆休み明け第一発目。
今日は『〇〇みたいなトレーニング「みたトレ」』に続き、
面白いトレーニングメソッドをご紹介します。


音楽家にもリズム音痴はいる

「皆様、『リズム音痴』ってご存知でしょうか。

言葉通り、リズム感覚に乏しいことを指しますが、
実際にはリズムにノれないばかりではなく、
細かくいうとノリが悪いことも含まれます。

実は、リズム音痴のまま音楽をやっている人も結構いて、
今回ご紹介するのは、そのような方がやるようなトレーニングです。」

半拍ずらす、「ウラノリ」

「どうやってやるか。
音楽に合わせて手を叩いたり、足踏みをしたりするのですが、
表拍ではなく、裏拍でとります。

普通は頭乗りといって、拍の頭、つまり表拍でとりがちです。
それを半拍ずらし、裏拍で足踏みをしてみて下さい。

最初は少し難しいのですが、この負荷が良い。
慣れてくると、踊っているような感じになり、
躍動感が出て、ハツラツとしてくるのです。」

言葉のリズムを掴む訓練にも

「リズム音痴は、言葉のリズムを掴んでいないところにも原因があります。
言葉にもリズムというものがあり、歌を歌う方は是非注目してほしいポイントです。

ちゃんと普通に歌えていて、寄れているわけではないのに、パシッとこない。
そういう時は、言葉のリズムが甘くなってしまっているんですね。

売れている人は言葉のリズムがバッチリと行っています。
具体的に言うと、まず、言葉の立ち上がりが速いこと。
発音した途端に高い倍音が出てくること等です。
これは、 日本語のむずかしいところなのです。

ウラノリ・メソッドはこういうところにも効いてきます。」

自律神経の調整にもいい。

「実は音楽以外のメリットもあります。健康面です。
『病気になっている時は、身体のリズムが狂っている』という考え方もあるくらい、身体にとってリズムは重要です。
ウラノリ・メソッドを行うことで
自律神経のバランスがとれてくるとも言われています。」

ただ歩いているだけなのに

「ウラノリなら、ただ歩いてるだけなのにこれらのような絶大な効果があります。

リズムが出てくると、踊るのも楽になります。
もちろん、歌のリズムも良くなります。
ついでに身体も良くなります。
簡単なことなのですが、結構効果があるのでお勧めです。

是非、自分の好きな曲で、自分の歩くテンポに近いテンポでやってみてください。」

浦上咲恵

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Sound Writer / Sound Stylist。井出さんと一緒に仕事をしながら感じる、浴びる程の「ゾクゾク」感を届けたいと思い、日々執筆しています...

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