ヒストリー遊び

プロデューサーおすすめ

時間を持て余したりしてるときの一人あそび。
100年ぐらい前の楽器の部品を集めているときに、
編み出したものです。


例えば、
この人は、フランスに生まれて、ピカピカの楽器と
一緒のケースに入って、アメリカに渡りました。
たいへん高価なものだったので、とあるお金持ちが
自分の子どもの誕生日プレゼントに贈りました。
受け取った少年は、それはそれは悦び、ベッドで一緒に寝るほどでした。
練習が楽しくて楽しくて、演奏はぐんぐん上達しました。

しかし、将来は親の会社を継ぐことが決定済み。
兵役もあり、いつしか楽器はどこかに入れられたままになっていました。
時は経ち、老人になったその少年もやがて 亡くなりました。

ある時、彼の子どもたちが遺品を整理している時、この楽器に気がつきます。
どんな値打ちがあるのか分からず、知り合いに聞くと、
なんとこれは名器だというのです。
部品は部品で値打ちがあるので、別々にオークションに
出した方がいいとのこと!

写真を撮る時に転がって机から落ちて、ちょっと傷付いてしまったりもしましたが、
後に無事に落札者が現れます。
お父さんの青春や、思い出が行ってしまうようで、寂しかったけれど、
大切にしてくれる人に渡ればと思い、遥々日本へと渡りました。

…そして、今、ここで新しい環境で大切にされています。
100年前に奏でた音が蘇り、心を躍らせる…。

といったようなものです。
なんでもできちゃいます。

例えば、
「この石は、このように見えて、実は波乱万丈の石生を送ってきた。
火山で打ち上げられて、恐竜に踏まれたこともあ
った

…飛べば飛ぶほどばからしくておもしろいです。

浦上咲恵

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Sound Writer / Sound Stylist。井出さんと一緒に仕事をしながら感じる、浴びる程の「ゾクゾク」感を届けたいと思い、日々執筆しています...

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