花の博覧会
プロデューサーおすすめ
昔、花の博覧会をプロデュースする仕事がありました。
静岡県の浜名湖のほとりで、大々的にやりました。
そこには「微笑みの庭」という野球場2個分ぐらいの大きなお花畑があり、
その中で音楽を流そうという話がありました。
しかも、ただ流すんじゃなくて、「花が歓ぶ音楽」をやろうと。
試行錯誤の末、花みたいな薄いスピーカーを作り、500個くらいのスピーカーで
花に聴いてもらえるようにしました。
音で花が歓ぶと、花が歓ぶのを見て人が喜ぶ、ということが起きるのがポイントです。
天国的な空間ができて、自分がやった仕事の中ではかなり「こういうのやりたかったんだ」と思えるようなものになりました。
そんなことを、華やかな花をみながら思い出してみたりしました。