「自然チェック」
仕事術
先週お話した、愛知万博のパビリオン。
→「アリの目さんぽ」
テーマ柄、”自然と仲良くなれる設計”がポイントで、自然と仲良くなれているかを確認することを「自然チェック」と呼んでいました。
設計の工夫としては、パビリオンの壁に穴をあけて動物が入れるようにしていました。
すると、イベント期間の後半、むささびがパビリオンに住み着いてきたのです!
私たちもお客さんも「むーちゃん」と呼んで親しみ、むーちゃんに会うために
来る方が増えて大人気のパビリオンになりました。
「自然チェック」は見事にクリアです。
秋田県で森の中にガラスの透明な教会を創った時も、
夜中に調整をやっていたらニホンカモシカが本当に近くまで来て、
これで「自然チェック」OKだなぁと感じたこともあります。
自然が受け入れてくれた=人が受け入れてくれてくれたのと同じくらい嬉しいです。
自然チェックは収録などでもよく行います。
たいへん重要な視点です。