からだはすごいシリーズ 1
暮らしのセンス
以前、前歯の奥(鼻の下)が強烈に痛くなって、もう鎮痛剤を飲んでも治らないほどの痛さになりました。
歯医者に行ったら、歯の根元からバイ菌が漏れて、奥の方に炎症が起こっていると。
上の歯は頭蓋骨に入っているので、歯の根元の付近の炎症は骨の中で起こっており、一般的な歯を経由した治療だと難しいそうです。
さて、どんな治療になるか?
こういう時に身体の不思議を感じるのですが、歯の近くの頭蓋骨に穴を空け、
そこに血を流すことで浄化していくというのです。
からだってすごいですね。
入っていけない場所を直さなきゃいけない時に、骨に穴を空けてでも治していく。
しかも、穴が空いた骨は半年ぐらいすると戻るらしいのです。
本当によくできているなあと思います。
ちなみに、歯に穴をあける時はとんでもなく痛く、いわゆる歯の痛さと度を越したものでした。
極度の痛みに3日ぐらい耐え、腫れてくるにつれて楽になる。そのうち膿が出て来て、完治まで1週間、といったところでした。
身体が痛い時って、身体が攻撃されているように感じているんだけど、実はそうじゃない。
直すための手術を自然治癒力でやっていて、良かれと思って行われているんですね。
苦しいけど、苦しめるようなことはやっていない。
これが原理原則らしいです。