ベルのような花
暮らしのセンス
また毎度おなじみの散歩をしていたら
ベルみたいな花をみつけました。
ふと、以前よくハンドベルを録音したなあと、思い出しました。
10~20人くらいのハンドベルクアイアーを大教会で立体録音して、
様々なホールの開演ベルを創る仕事でした。
あの楽器は、本当に「息を合わせる」という言葉を代表するような楽器です。
一人2音以上割り振られて、全員で譜面通りに鳴らしていくのですが、
ここに音楽的な表現が乗って上手く弾けたら、さぞ楽しんだろうなあと思います。
一部分をやっているのに全体のことも聴けて、
そういう楽しさを味わっているんだろうなと思いました。
個人的に、ハンドベルの好きな音があります。
ベーシックな、カーンと叩く音ではなく、
ハンドベルを座布団に乗っけて、クラッパーという、中の打つところを
手でベルに当てる奏法で鳴らす音です。
「ぽっ」という音程のある泡みたいな、かわいい音で
それがすごく好きです。