音でさみしさをいなす

音のこばなし

以前、「遠くを見ると気が晴れる」という旨の投稿をしました。
 ▶[遠くを眺める美顔 -遠くの一点に見つける面白さ美しさ-]
それに関連して井出さんが教えてくれたのは、
「音」でさみしさをいなす方法。
是非読んでみて下さい。


元気を出そうとするのは逆効果

「 誰からも連絡が無かったり、あてもつかない。
 現実的にはそうではないんだけど、精神的にそうなることがありますよね。

孤独だなあ、さみしいなあと思います。

 そういう時、どうにかさみしさを紛らわすようと色々試してみるのですが、
『元気を出そう』とすると 上手く行かない。
逆効果になってしまいます。」

耳を望遠鏡にしてみるといい。

「では、どうするか。
寝るちょっと前に試してみてほしいことがあります。

耳を望遠鏡みたいにして、遠くの音を聴いてみて下さい。
すると、
『何でこんなに離れているのに電車の音が聴こえるのか?』
ってくらい、色々な音が聴こえます。」

皆のなかに自分がいる

「 街の音、生活の音、靴音や足音が聴こえて来て、
たくさんの音が徐々に聴こえてくると、
不思議と『皆の中に自分がいる』という感覚になれます。

そうしているうちに、そのまま眠れてしまいます。

それだけの話なのですが、いいかんじでしょ?
私の持っているコツうちの一つです。 」

浦上咲恵

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Sound Writer / Sound Stylist。井出さんと一緒に仕事をしながら感じる、浴びる程の「ゾクゾク」感を届けたいと思い、日々執筆しています...

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