電源の浄水器
プロデューサーおすすめ
今日は、スピーカーなどの機材を動かす電源のお話。
電源の工夫で、音の鳴りも変わるのです。
よくあるマンション等では、色々な人が色々な用途で使う関係で、
電源は汚れてしまっています。
良い電源は綺麗な波になっていますが、悪い電源はギザギザしてきてしまうのです。
これの汚れを出来る限り少なくするため、 水で言う浄水器のような、
電気を綺麗にする機械があり、井出 音 研究所ではそれを用いて
音の鳴り方を整えています。
例えば、こんな機械。
入ってきた汚いものを、直流(波のない電気にする)にしてから、
改めて波を創る、小さな発電機のようなことをやっています。
ちなみに、東京の電気の周波数は50hzですが、ここでは綺麗な60Hzにしています。(富士川から以西は通常60Hzになっています)
他にもアースというものもあります。
アースという名の通り、地球という意味です。
よく聞く「〇〇ボルト」というのは、
「地球を0としたときに、それに対してどれだけ電圧があるか?」
という意味なのですが、家の中でも基準となる0をつくれるのがアースです。
洗濯機やエアコンに繋がっている緑色の線です。
家電や照明などから汚い電源が忍び込んでしまい、
家中で使う電源を汚くしてしまう
ということを防ぐためにあります。
綺麗な電源で綺麗な音を出す。
これも音の仕事の大切なポイントですね。