アメリカ最大の癌センターのひとつで世界最先端の治療技術を持つ、テキサス大学附属MDアンダーソンがんセンターのペイン・リサーチ・グループと「音と音空間による、癌治療時の精神的苦痛軽減」の臨床研究を3年に渡り実施。化学療法室に『ELPHONIC(立体音響システム)』を導入し、音空間の持つイマジネーション喚起効果を活用しました。国・男女・年齢・症状別などの統計学的な調査により、その効果が立証されました。(フェーズ Ⅱ完了) またその成果は学会で発表され、abc、NBC, WB, CH11などのニュースで放送されました。

臨床研究の結論は26th Annual Conference of the Oncology Nursing Societyで次のように発表されました。
・化学治療中に立体音響サウンドを聴いた患者はよりリラックスした感じがもて、不安が少なくなり、より落ち着き、休息がとれない状態が減り、緊張が減少したと報告してる。
・最も頻度高く選ばれた音源は、クラシック音楽と、音楽と自然音をミックスしたものであった。
・患者の大半は音浴を楽しみ、時間が早く経って、生活の中での、より幸せでより穏やかな時を思い起こさせてくれると報告している。
評価の測定は、MDアンダーソンの公式評価システム(MDASI)とPOMS (Profile of Mood States)という感情プロフィール検査と、Feeling Surveyという減点評価を中心として医療的感情評価で行われました。